Nov 25th ,2017
江戸川大学こどもコミュニケーション研究所顧問 内田伸子氏 講演会
『子育てに「もう遅い」はありません~どの子も伸びる共有型しつけのススメ~』の講演に行ってまいりました♪
産後ヨガに参加くださっている保健師ママも聴講してくださりましたが、
「内容濃かったね~&エビデンスに基づいていて説得力あったね~」が感想です。
(以下、私のただの適当なメモです(^_^;))
想像力は生きるチカラ=五官を使った体験の大切さ=経験が大切!→想像は創造の泉!
見立て遊び=ママのように髪をとかしたり~(モデリングで子どもは学ぶ)
大脳辺縁系の海馬のネットワーク化は児童期までに2度起こる(10ヶ月と5歳後半)(第三次認知革命は9歳~30歳頃)
極限状態での生きる力(レジリエンス・ストレス耐性)=想像力で乗り越えられる=内面への豊かさへ頼れる人のみが生き延びられる
精神世界=海馬と扁桃体のネットワークでイメージかされる
どんな会話で・どんな理性で・どんな感動を持って育て育てられたかが大切!!!
社会的参照:乳幼児期は他者に問い合わせることで外界を知る(あれ、なに?、やママの表情を見る。その時、呼応したりわかりやすい表情で応答するって大切と再確認)
気質には女児80%「物語型」=人間関系に敏感・男児80%「図鑑型」=ものの動きや因果的成り立ちに敏感
対人関係の中で磨かれるものが欠落する危険性(例:スマホやDVDの見せっぱなしなど)
乳幼児~児童期=行きつ戻りつ、スパイラル(螺旋状に)進む・行動面では「戻る」「停滞」するように見えても、こころ・あたま・からだの中で見えない力が育っている!!!非認知能力♪
女児は3歳でLadyになるが、男児は小六まで泣き虫でスキンシップ求める(笑)→3H(褒める・はげます・ひろげる)
日本語は時系列因果で、英語圏は結果先行の因果律で論拠を説明できるのですぐに母語単語混じりの英語で話す
5歳すぎから子どもはWhy質問する→養育者は回答や解説をせず「なんでだろね?」→子ども考えて発言する→よく考えたね~と共感する=論拠や根拠をあげて説明するチカラがつく!
物怖じしない3歳児
恥ずかしがり屋の4歳児
空気の読める5歳児(笑)
海外に行くなら日本語力の基礎の身に付いた9-11歳がベスト=母語がしっかりしているからこそ英語が身につく
地球市民意識
乳幼児~目と心にやさしいものを!Ex:鬼アプリはその時は静かになっても脳梗塞になっているような状態Σ(|||▽||| )
肉声を使った会話が1番!
強制型しつけ(リテラシー読解記述力・語彙力低くなる)<共有型しつけ(PISA型学力高い)
※PISA型学力とはOECD(経済協力開発機構)が測る学力。学校で習ったことをどの程度理解しているかではなく、知識や経験を活用して、実生活のさまざまな場面で直面する課題について、自分で積極的に考える能力。
✖早くしなさい・左右対称に並べなさい・赤い順に並べなさい・ママはそんな風に行ってない・ほかの子に負けるわよ=脅し・コントロール
〇考える時間を与える言葉かけ「靴下はこうか~」「足冷たいと風邪ひいちゃうぞ~」
日本の学力低下⇔考える力の欠如!
自発的な遊びを大切に♪
50の文字を覚えるより100のなんだろう???を育てる!
子どもに寄り添う(安全基地・信頼関係)
他児と比べない
回答を与えすぎない
裁判官のように判決をくださない→提案を♪
子ども自身が考え、判断する余地を残すこと♡
待ち+聴く=松菊が大切!!!
欧米では帰宅すると「あなたの意見言えた?何かに貢献できた?あなたはEnjoyできた?」の声掛け。
日本だと?「みんなと仲良くできた?嫌な思いしなかった?いじめらなかった?」なのかもしれないですね。。。
お声かけいただきました先生、誠にありがとうございました(^-^)